5・6.フォア側、ボディ付近へのショートサーブ(左から右へ)
1球目(サーブ)
相手のフォア側、ボディ付近へのショートサーブ(左から右へ)になります。
2球目(相手の動き)
このサーブは相手に、フォアハンド側、ボディ付近で下から返球させ、トップアンドバック(前後に布陣)の攻撃陣形を維持するサーブになります。
返球位置はヘアピンによる前面、サイドへのハーフ球、奥へのロブが考えられ、浮いた場合はプッシュ等での攻撃をされてしまいますが、後衛に任せることが多くなります。
こちらはトップアンドバックの陣形を敷いているので、人のいないサイドを狙ってくる可能性が高いと考えられます。
また、ヘアピン等で落としてきた場合は、相手が攻めの陣形(トップアンドバック)に転換してくると考えられます。
3球目(返球への対応)
ショートサーブからは特に相手に下から打たせるような攻めになりますので、追い込まれるまではドライブやハーフ球、ドロップ、スマッシュ等の落としで相手のいない場所や捕球しづらい場所への返球を心がけると良いかと思います。
捕球しづらい場所は相手の肩口やバック側、ラリーの中で苦手な部分を見つけて、そこを狙っていくと良いでしょう。
こちらが攻められる場面では、相手の防御陣形(サイドバイサイド)の間(センター)を狙うショット、守りの場合は、バック奥等、少しでも攻めに転じる確率の高いコースを探していきましょう。
まとめ
今回はフォア側、ボディ付近へのショートサーブ(左から右へ)の戦術を紹介しました。
一番、打つことが多いショットだと思いますので、たくさん練習しましょう。
個人で自信をつけて、対人でさらにメンタルを強化していくといいと思います。
相手が打つ瞬間にどちらに飛ぶかを判断するのは難しいと思いますが、どこにサーブすれば相手はここに打ってくることが多い、ここに打つと苦手そうだ、という風に試合の2ゲームの中で、探していくことはできると思います。
自分で出来る戦術構築をいろいろ試しながら、ショットをただ打つだけでなく、自分だけの戦術を作っていきましょう。
次回からはバック側へのショートサーブ(左から右)をお送りします。
一緒にバドミントン強くなりましょう~(* ̄0 ̄)/
また次回・・・ではでは