下手の横好き戦術論 ショートサーブ編
次はショートサーブからの戦術です。
ショートサーブはサーブでも打つ頻度が高いショットになると思います。
ショートサーブも練習が大事ですが、浮かさないように考えすぎると反ってうまくいきません。
浮く浮かないよりも、ネットの白帯の上を通過させるところから意識してみましょう。
意外と相手が「チャンスだ」と力んでミスする場合が多いと思いますよ(笑)
その後、力加減や一番安定するラケットの位置、シャトルを離すタイミング等を試しながら、練習の中で特に意識しなくても出来るところを見つければ、意識がそちらよりも次への対応(戦術)に向いて、フラットな気持ちでサーブができるようになります。
どうしてもサーブが浮いてしまうのが気になってしまい、うまくサーブができない場合は、一歩下がって少し強めに打つようにすると低い弾道でネットを越えるショットが打ちやすくなりますので、お試しください。
一歩下がる分、サイドへのヘアピン等の返球に対応が遅れる危険性もありますが、そこは多少犠牲にしなければなりません。
ショートサーブは戦術とは書いていますが、ロングサーブ程の奇襲はできませんので、少しでも優位に立つ方法として、返球への対応や狙いどころを載せていきたいと思います。
ショートサーブでは3ヵ所(左右で6ヵ所)にサーブを打った場合について解説していきますが、中央寄りとボディ付近へのサーブは、ほぼ変わらないので同時に解説していきます。
※右対右を想定していますので、左利きが相手の場合は左右対称に攻め方を考えていただくと良いかと思います。(左の⑤=右の⑧)
5・6.フォア側、ボディ付近へのショートサーブ(左から右へ)
7.バック側へのショートサーブ(左から右へ)
8・9.バック側、ボディ付近へのショートサーブ(右から左へ)
10.フォア側へのロングサーブ(右から左へ)
※下図参照